第30回 沼津改め 静岡研究会
--- 幾何,複素解析,そして数理物理 ---
【日時】 2025年3月25日(火)14:00 〜 3月28日(金)15:00
【場所】 静岡大学理学部B棟203室
【連絡先】待田芳徳 E-mail: yomachi212@gmail.com
【世話人】待田芳徳,石川剛郎,足立真訓,四之宮佳彦
前口上
1995年に第1回沼津研究会が始まり,まさに30年目の
2025年に第30回沼津改め静岡研究会が催されることになった.途中,1年に3回ほど開いた年もあったけれど,コロナ期間開いていないときを考えれば,うまく差し引きちょうど30年間
で30回ということに相成りました.
最初は数人で,量子論,相対論,数理物理,そして幾何をテーマにして気楽にやり始めたものである.それが今の盛況で活発な
研究会の源流である.ちょろちょろした水の流れが大河になっていく転機は2回あった.
1回目は,僕(マッチー)の還暦のときの第18回で,数人から一挙に講演者は15人前後に膨らんだ.
2回目は,沼津高専を退職して,静岡大学に会場を移した第25回である.交通の便の良さと沼津から比べると都会であることの便利さである.沼津では,ポアソンパーティと称して,沼津港へ駿河湾の魚介類に舌鼓を打つ楽しみが目的の一つとなっていた.静岡へ会場を移しても思い出の地の名前を残そうという要望が強くあり,「沼津改め静岡研究会」という名称にしたのである.
過去のプログラムを点検して,簡単に人数を数えたら,研究会で発表した人は88人で,延べ人数は347人であった.1回平均11.6人である.当然ながら30回すべてにしゃべっている人は僕だけです.
武田鉄矢の海援隊の歌「思えば遠くへ来たもんだ」が思い出されます.捩っていうと,
思えば30回もやったもんだ,沼津を離れて6年目,
思えば30回もやったもんだ,この先どこまでゆくのやら
(この替歌へのコメントありがとうございます:「思えば遠くへ来たもんだ」といえば,中原中也の詩集「在りし日の歌」にある詩「頑是ない歌」の,思へば遠く来たもんだ...が思い出されます.そして,中原中也といえば,彼と長谷川泰子と小林秀雄との三角関係を描いた映画「ゆきてかへらぬ」が今話題になっています.主演の広瀬すずは,わが清水出身です!)
日本の真ん中の地,駿河の静岡で,富士山,駿河湾に見守られながら,末永くこの研究会が続くことを祈っています.
プログラム
PDFファイル【
プログラム】
3月25日(火)
3月26日(水)
3月27日(木)
3月28日(金)
※プログラムは変更することもあります.
※ 楫 元(横浜)さんも参加します.研究会出席者は17名です.
* バスは,静岡駅北口8B番乗り場より,静岡大学,あるいは静大経由東大谷(おおや)
行きに乗り,10分おき,約25分,350円で,静大片山,あるいは静岡大学で下車.
静岡大学(あるいは静大片山)下車のあと,急な坂道を登り,目の前の横長の広い石段の
向かって左横の建物が理学部B棟です.
* ご当地の銘菓差し入れ大歓迎!!
過去の沼津研究会
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