第13回 沼津研究会
-----可積分系、非可換幾何、そして量子論-----
新潟中越地震やスマトラ沖地震での大津波などの大変な被害を及ぼした天災は、もはや
対岸の火事とは言っておれなくなりました。またブッシュは二期目に入り、世界を
好き勝手にかき回していくことを危惧せざるを得ません。そんな彼が神童だったことは
意外と知られていません。何しろ10歳ころから今の知性と理解力を持ち合わせていた
そうです(アメリカ版アネクドート)。
サッカーのワールドカップ最終予選を応援しながらも「気合いだーっ!」の精神で、
13回目となった今回の研究会で、量子論とは何か、超弦理論への発展、古典論との
関係、幾何学との関わり、他への応用について大いに議論し合いましょう。
日時:2005年3月9日(水)14:00〜3月11日(金)13:30
場所:沼津工業高等専門学校 (交通案内)
専攻科棟・視聴覚西(1階)にて
連絡先:待田 芳徳 (沼津高専) Tel: 055-926-5761(直通)
E-mail: machida@la.numazu-ct.ac.jp
Program
3月9日(水) | ||
14:00〜 | 浅田 明(フリー) | 正則化無限次元積分と無限次の元をもつド・ラム型コホモロジー |
15:00〜 | 高橋 雅朋(北海道大) | 擬球面内の空間的超曲面に対するルジャンドル双対性と平行超曲面について |
16:00〜 | 辻 幹雄(京都産業大) | 偏微分方程式に現れる特異点の問題をめぐって |
3月10日(木) | ||
9:30〜 | 大貫 義郎(フリー) | ウィグナー型交換関係について |
10:30〜 | 岩井 敏洋(京都大) | 層化力学系と空間3体系の境界挙動 |
13:00〜 | 大森 英樹 (東京理科大) | 奇妙なq-number functionの世界 |
14:00〜 | 菅野 浩明(名古屋大) | Nekrasovの分配関数とD-ブレインモジュライ空間上のLefschetz作用 |
15:00〜 | 野尻 伸一 (防衛大) | 暗黒エネルギーと加速膨張宇宙 |
16:00〜 | 椎野 克(東京工業大) | ブラックホールのトポロジー |
3月11日(金) | ||
9:30〜 | 藤井 一幸(横浜市大) | 量子光学から非可換幾何学へ |
10:30〜 | 大鷲 雄飛(茨城県立医療大) | 行列模型の一面 |
11:30〜 | 待田 芳徳 (沼津高専) | 線形磁場における古典論と量子論 |
12:30〜 | 郡 敏昭(早稲田大) | モノポール磁場内のディラック方程式の正則解 |
ポアソン・パーティ |
*講演は時間にとらわれず、1時間半くらいを目途にします。
プログラムは変更することもあります。
沼津駅北口すぐのホテル・ミワ (tel. 055-922-3000)