第10回 沼津研究会

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 寒い日暖かい日を繰り返しながら春の足音が近づいてきました。昨年来の暗いニュースを吹き
飛ばす勢いでワールドカップのサッカーを成功させてほしいものです。もちろん日本も決勝トーナ
メント進出、さらにはベスト8をめざして頑張ってほしいものです。
 今回の研究会は区切りの10回目となり、もう一度、量子論の原点に立ち返り、
量子論とは何か、古典論との関係、幾何学との関わりについて侃侃諤諤論じましょう。
以下をご案内申し上げて、 ポアッソンの締め括りとして弥生三月の駿河湾の魚介類に舌鼓を打ちましょう。

日時:2002年3月7日(木)14:00〜3月9日(土)12:30

場所:沼津工業高等専門学校 (交通案内
    専攻科棟・視聴覚西(1階)にて


連絡先:待田 芳徳 (沼津高専) Tel: 055-926-5761(直通)
E-mail: machida@la.numazu-ct.ac.jp


Program    

3月7日(木)
14:00〜 浅田 明(信州大名誉教授) zeta正則化と非可換幾何
15:30〜 藤井 一幸(横浜市大・理) Matrix elements of generalized coherent operators
3月8日(金)
9:30〜 大貫 義郎(名古屋女子大・文) Point transformations in quantum mechanics
11:00〜 上村 新吾(慶応大・理工) 普遍被覆空間上のDirac作用素と基本群のRoe代数について
13:30〜 大森 英樹 (東京理科大・理工) 曖昧リー群の定義について
15:00〜 吉岡 朗(東京理科大・理) Deformation quantizationの応用
16:30〜 宮崎 直哉(慶応大・経済) Schouten bracket vs Gerstenhaber bracket
17:15〜 本間 泰史 (早稲田大・理工) gradient type operators on Kahler manifolds
3月9日(土)
9:30〜 野尻 伸一 (防衛大・数物) R2-重力について
11:00〜 待田 芳徳 (沼津高専) 非可換時空におけるインスタントンについて
 
ポアッソン・パーティ

*プログラムは変更することもあります。