レポートの意図
- 「試験範囲をまとめる」とは、自分が重要だと考える事項を自分なり
に書き出すことです。例えば2x2行列の逆行列を覚えていない、
あるいは不安があるようなら、それは書いておくと良いでしょう。逆行列の定義、
基本変形の具体的な手順なども同様です。
- 自分にとって分かり易ければ箇条書きでも構いません。
- 感想は全く求めていません。感想を書くだけスペースの無駄です。
- このレポート、あるいは試験時に持ち込む1枚は、捨てずに参考書と
一緒に残しておくと線形代数を振り返る必要が出た時に有効です。何か使
うことがあって復習する時には、まず1枚読んで概略を掴む。不足したら
ノートなり参考書を開くのです。その過程で、自分の理解がどう変化した
か認識することもできるでしょう。
- 基本的に10点あるいは5点です。
参考例(微分積分学II, 期末試験前)
全体を簡潔に記述している例。
重積分の変数変換(置換)に集中した例。
中間試験の範囲も最後に記述した例。
読みやすさを優先して記述したと思われる例。
とにかく全て書いたと思われる例。