● 梅原 猛「日本の深層」集英社文庫.
縄文数学の原点(原典).
● 宗 左近「日本美 縄文の系譜」新潮選書.
● 梅原 猛,中上健次「君は弥生人か縄文人か」集英社文庫.
● 梅原 猛,埴原和郎「アイヌは原日本人か」小学館ライブラリー.
● 梅原 猛「地獄の思想」中公新書134.
「無限の生の喜びにいたるには,
人はやはり地獄を通らねばならないのだ」(本文より).
● 宗 左近「私の死生観」新潮選書.
● 中村 元訳「ブッダのことば --- スッタニパータ---」 岩波文庫.
● 梅原 猛「日本人の「あの世」観」中公文庫.
● 梅原 猛「空海の思想について」講談社学術文庫.
さぬきうどんの元祖,弘法大師こと,天才空海である.
空海は,唐に留学したが,定められた
二十年の留学期間を二年で切り上げて帰って来た.その言い訳の仕方は興味深い.
また,「それがどんなにすぐれた思想であっても,それが
何らかの古き由来をもっていない限り,その思想はまったく
価値がないというのが古代人の考えである」というのはおもしろい.
現代といえども,たぶんそうなのだろう.
ともかく,梅原先生の文章は,他の本でもそうだが,学問に対する情熱が
伝わってくる.こんな文章を書きたいものだ.
● 嵐山光三郎「死ぬための教養」新潮新書.
● バートランド・ラッセル「西洋哲学史」市井三郎訳, みすず書房.
● 上田誠也「新しい地球観」岩波新書 779.
意外におもしろい.地磁気の逆転に興味がある.
「モホロビチッチ不連続面」も名前がおもしろい.
● 「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」上,下,杉浦明平訳,岩波文庫.
● W. ハイゼンベルグ「部分と全体」山崎和夫訳,みすず書房.
● なだいなだ「人間,この非人間的なもの」ちくま文庫.
● なだいなだ「神,この人間的なもの」岩波新書806.
● 梅棹忠夫「わたしの生きがい論」講談社文庫.
● 岡 潔「春宵十話」毎日新聞社.
● 加藤周一「羊の歌」「続羊の歌」岩波新書.
● 養老孟司「バカの壁」新潮新書.
● 秋山 仁「オロカ者の定義」大学受験ポケットシリーズ,学習研究社.
● 梅棹忠夫「文明の生態史観」中公文庫.
● 梅棹忠夫「情報の文明学」中公叢書.
● 梅棹忠夫「二十一世紀の人類像」講談社学術文庫.
● 森本哲郎「そして文明は歩む」新潮文庫.
● 水木しげる「猫楠 -- 南方熊楠の生涯」角川文庫ソフィア.
天才はこうあるべきだ.関係ないが,イギリスつながりで,
キャベンディッシュの生涯にも興味がある.
● 柳田国男「遠野物語」新潮文庫.
● 佐々木高明「日本文化の多重構造」小学館.
● 河合隼雄「昔話と日本人の心」岩波書店.
● マックス・ウェーバー「職業としての学問」尾高邦雄訳,岩波文庫.
● L.J. ピーター,R. ハル「ピーターの法則」田中祐二訳,ダイヤモンド社.
● アルマティア・セン「不平等の再検討」池本,野上,佐藤訳, 岩波書店.
● ジェームス・W・ヤング「アイディアの作り方」竹内 均訳,TBSブルタニカ.
● 野口悠紀雄「「超」整理法」「続「超」整理法・時間編」「「超」整理法3」 中公新書.
● デイル・ドーデン「仕事は楽しいかね?」野津智子訳,きこ書房.
● 堀場雅夫「イヤならやめろ!」日本経済新聞社.
● 田中 一「研究過程論」北海道大学図書刊行会.
● 森 清「仕事術」岩波新書(赤643).
● 本田宗一郎「俺の考え」新潮文庫.
● 川喜田二郎「発想法」中公新書136.
● ロジャー・v・イーク「頭にガツンと一撃」城山三郎訳,新潮文庫.
● 晴山陽一「独立して成功する!「超」仕事術」ちくま新書.
題名は月並みだが,内容はおもしろい.めざせ印税生活!
● 安部公房「壁」新潮文庫.
● 村上春樹「羊をめぐる冒険」講談社.
記録では,1988年5月,1991年12月,1993年12月の3回読んでいる.
現在4回目.ところで,余白に,「モーツァルト,ピアノ協奏曲変ホ長調K482」
とか,「モーツァルト,交響曲第25番ト短調K183」といった書き込みがある.
自分で書き込んだのだが,どうして書き込んだのか思い出せない.
● 村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」上,下,講談社文庫.
● 井上 靖「天平の甍」新潮文庫.
● 「口語訳 古事記」三浦佑之訳,文藝春秋.
● 梅原 猛「隠された十字架」新潮文庫.
法隆寺をもう一度訪れたくなる.そう言えば,
Malgrange さんたちと法隆寺を訪れたとき,
聖徳太子は一度に何人もの人の話を聞き分けることができたそうだ,
と教えたら,じゃあ,同時にいくつもセミナーができて便利だね,
と(いうようなことを) Malgrange さんが返したのを思い出した.
● 梅原 猛「神々の流竄」集英社文庫.
政治が神を流し去る.恐ろしい.
● 福沢諭吉「福翁自伝」岩波文庫.
● 梅原 猛「海人と天皇」新潮文庫.
● 星 新一「人民は弱し,官吏は強し」新潮文庫.
● 杉山茂丸「百魔」上,下.講談社学術文庫(816, 817).
明治時代の右翼の黒幕,其日庵(そのひあん)杉山茂丸の怪著.
わが福島県人で最も尊敬する人物のひとり星一(ほしはじめ)さん.
その「星氏一生涯の光栄」収録.
● 鬼頭宏「文明としての江戸システム」日本の歴史19,講談社.
江戸時代には興味がある.たとえば,「平賀源内」や「太田蜀山人」はおもしろい.
江戸の文化に興味があるのだが,もちろん,
文化は文明に根ざしている.
文明が成熟し,便利になって時間ができたとき,その時間を消費するための
文明のシステムが幼稚すぎるのが現代日本の問題点だろう.
今後の日本の文明のあるべき姿の参考になる.ところで,
「数学」は余暇としても良い趣味になるのではないか.ただし,
そのために「余暇数学」の価値観を確立しなければならない.
和算もよい.できれば「第二和算宣言」をしたい.
(ちなみに,「縄文数学」の観点があるが,これは,余暇数学に
限った価値ではなく,現代数学にも通用する普遍的な価値観を提供している.
一方,「和算」は,江戸の文明の特性に根ざしているはずである.)
● 司馬遼太郎「ロシアについて」文春文庫.
● 福田豊彦「平将門の乱」岩波新書(黄168).
● つげ義春「旅日記」旺文社文庫.
● 司馬遼太郎「モンゴル紀行,街道をゆく5」朝日文芸文庫.
● 北 杜夫「どくとるマンボウ航海記」中公文庫.
● 水木しげる「猫楠 -- 南方熊楠の生涯」角川文庫ソフィア.
天才はこうあるべきだ.関係ないが,イギリスつながりで,
キャベンディッシュの生涯にも興味がある.
● つげ義春「旅日記」旺文社文庫.
● 鶴見俊輔「限界芸術」講談社学術文庫.
● 森本哲郎「日本語 表と裏」新潮文庫.
● 岡倉覚三「茶の本」岩波文庫.
● 「「サラ川」傑作選」いのいちばん,講談社.
● 多治家 礼「ダジャレ練習帳」角川春樹事務所.