Debian関係のセットアップのメモ

キーバインド関係

基本USレイアウトで使っている. CapsLockを左CTRLとして使いたい.

以前はXが動いていたのでsetxkbmap -option ctrl:nocapsを叩けば良かった.

Waylandになってどうもかんたんにやる方法が見つからないので, ルートで割と真面目に作業した. udevをゴニョゴニョするはめになる. 大雑把には, キーイベントを調べて, それを, 必要なキーにマップする設定ファイルを書いたあと, それをコンパイルし, サービス再読込.

キーイベントのコードを調べるために, evtest をルートで実行. (デフォルトでは入っていないのでaptで入れる). デバイスを選んだあとに, キーを押すと, 以下の感じでイベント情報が得られる.

Event: time 1756179110.012099, type 4 (EV_MSC), code 4 (MSC_SCAN), value 3a
Event: time 1756179110.012099, type 1 (EV_KEY), code 29 (KEY_LEFTCTRL), value 0
Event: time 1756179110.012099, -------------- SYN_REPORT ------------

type 4 (EV_MSC), code 4 (MSC_SCAN), value 3a のvalue のあとの3aがコード.

emacs -nw /etc/udev/hwdb.d/50-mykeyboard.hwdb みたいに.hwdbの拡張子のファイルを作成.

evdev:atkbd:dmi:bvn*:bvr*:bd*:svn*:pn*:pvr*
 KEYBOARD_KEY_3a=leftctrl
 KEYBOARD_KEY_7d=backspace
 KEYBOARD_KEY_d2=backspace
 KEYBOARD_KEY_73=rightshift
 KEYBOARD_KEY_7b=space
 KEYBOARD_KEY_79=space

こんなファイルを作ると, (capslock) -> ctrl, (Insert) -> backspace, (日本語キーボードのBackSpaceの隣のYenMark) -> backspace, (日本語キーボードのRightShiftの隣のRo) -> rightshift, (日本語キーボードのmuhenkan) -> space, (日本語キーボードのhenkan) -> space, になった. 一行目の evdev:atkbd:dmi:bvn*:bvr*:bd*:svn*:pn*:pvr* はPS2のキーボードなら何でもこの設定を適用するというワイルドカードによる指定. ベンダーコードなどを調べてキーボードごとに設定を書くこともできるけど, ノートパソコンなので面倒なのでこれでおわり. USBキーボードなら evdev:input:b*v*p*e*-*みたいになるらしい. ベンダーコードなどはlsusbで調べればいいっぽい.

systemd-hwdb updateをルートで叩いてコンパイル. udevadm triggerでサービス再起動.

パッケージ関係

とりあえず入れたもの. すべてaptでいれた.

emacs texlive-lang-japanese texlive-lang-cjk git make texlive-latex-extra texlive-fonts-extra

texlive-fonts-extra は stix のためにいれた.

WIFI関係の設定とか

古い接続情報とかの移植. /etc/NetworkManager/system-connections/ 以下にあるファイルが設定情報. 古いマシンからコピーし, interface-name= のところだけsedで書き換えて chmod 600 したものをおいた.


[../]