PDE Seminar 反応拡散方程式系における時間大域解の存在・非存在について

Date
2006-11-06 16:30 - 2006-11-06 17:30
Place
Faculty of Science Building #8 Room 309
Speaker/Organizer
Yusuke Yamauchi (Hokkaido Univ.)
 
いわゆる「強い相互作用を持つタイプの非線型項」を有する、反応拡散方程式の連立系における初期値問題を扱う。本講演では、この連立系が解を時間大域的に持つための非線型項の条件について論じる。「強い相互作用を持つタイプの非線型項」を有する連立系においては、解の爆発を促す要因として、「2本の方程式の相互作用」と「1本の方程式のみによる解の自己増大」が挙げられる。主定理の条件式からも、この2つの要因と解の存在・非存在の関連を見ることができる。時間大域解の存在の証明には逐次近似法および縮小写像の原理を、時間大域解の非存在の証明にはKaplanの方法の拡張をそれぞれ用いる。

http://coe.math.sci.hokudai.ac.jp/sympo/pde/index_en.html