Seminar on Arithmetic Algebraic Geometry: 志村多様体の p 進一意化理論とRapoport-Zink空間のコホモロジー (4)

Date
2011-2-11 10:00 - 2011-2-11 12:00
Place
Faculty of Science Building #3 Room 413
Speaker/Organizer
Tetsushi Ito (Graduate School of Science, Kyoto University)
 
Rapoport-Zink空間は,Rapoportと Zinkにより90年代半ばに導入されたリジッド解析空間であり,志村多様体の p 進一意化理論に用いられる.また,そのコホモロジーには局所Langlands対応や局所Jacquet-Langlands対応といった興味深い対応が実現されると期待されている.
しかし,GL(n) や斜体の乗法群といった「とても分かりやすい」群の場合を除いて,Rapoport-Zink空間の「仕組み」は,ほとんど何も分かっていなかった.ようやく最近になって,一般のRapoport-Zink空間の姿も,少しずつ見えるようになってきたように思う.
この講演では,Rapoport-Zink空間の構成や p 進一意化理論の復習から始め,Rapoport-Zink空間の幾何学やコホモロジーについて解説したい.Rapopoprt-Zink空間の整数環上のモデルとL-packet の関係について最近考えて(妄想して?)みたことも話してみようと思う.


http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~nakamura/index.html