PDE seminar 空間2次元Nagaiモデルの走化性に関する摂動問題について

Date
2010-11-15 16:30 - 2010-11-15 17:30
Place
Faculty of Science Building #3 Room 202
Speaker/Organizer
Masaki Kurokiba (College of Liberal Arts, Muroran Institute of Technology)
 
粘菌細胞同士が胞子体形成に向かって凝集する過程を記述する方程式のひとつに、Na
gaiモデルと呼ばれる放物型‐楕円型の移流拡散方程式系がある.
この方程式系の空間2次元問題は、爆発解とその初期値の臨界点及び特異性が示され
ている。近年、このNagaiモデルに対する非線形的な走化性摂動を加えた移流拡散方
程式系の爆発解に関する研究がおこなわれている。2005年にはH.ChenとX.H.Zhongが
走化性摂動として非線形減衰項をともなう摂動問題に取組み、爆発解とその臨界値を
示した。
本講演では上記の研究から発展した摂動の問題に対して明らかになったことをいくつ
か報告する。