CREST連携セミナー: 回転球殻内のブシネスク熱対流の安定性と分岐構造

開催日時
2012年   5月 16日 13時 30分 ~ 2012年   5月 16日 15時 30分
場所
北大理学部3号館204室
講演者
京都大学 数理解析研究所 木村恵二
 

本報告は竹広真一氏,山田道夫氏との共同研究の成果である.


天体規模熱対流現象の最も簡単なモデルの一つである回転球殻内のブシネスク熱対流問題を考える.
まず我々は,熱伝導解が不安定化する点(臨界点)から分岐する,経度方向に伝播する定常進行波をNewton法によって求め,その安定領域を定めた.
上記のモデルは両側球が一定回転角速度で回転(同期回転)することを仮定している.
そこで次に我々はより現実的なモデルとして両側球が熱対流によるトルクを受けて三軸回転できるモデルを構築し,同じく臨界点から分岐する定常進行波とその安定性を同様の方法で求めた.
その結果,定常進行波解のパターン並びに安定領域は両側球が同期回転する前述の場合と比べてほとんど変化がないことが見出された.
時間があれば三軸回転モデルでの時間積分結果を議論したい.


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