幾何学コロキウム 余次元2接触部分多様体の幾何

開催日時
2013年   11月 15日 16時 30分 ~ 2013年   11月 15日 18時 00分
場所
理学部3-204
講演者
粕谷直彦 (東大数理)
 
Giroux-Mohsenは閉多様体上の接触構造は境界が凸なWeinstein多様体をページとするopen book分解を持つことを示した。ページの境界には余次元2接触部分多様体が自然に現れる。このことはDonaldson-Aurouxによる余次元2シンプレクティック部分多様体の存在定理の接触幾何版であるIbort-Martinez-Presasの結果に基づいた重要な結果である。しかし一方で、接触部分多様体としてどのようなものが現れるか、についてはあまり多くは知られていない。講演では、5次元球面上の標準的接触構造の場合に絞って、余次元2接触埋め込みの障害、複素超曲面特異点のリンクやその他の例、について解説する。また、カスプ特異点のリンクを用いて森淳秀氏によって考案された高次元Lutz twistについても説明する。

関連項目

研究集会・セミナー・集中講義の一覧へ