群論セミナー: 分割表のランダムサンプリングへの有限群の表現の応用

開催日時
2016年   12月 19日 14時 45分 ~ 2016年   12月 19日 16時 15分
場所
理学部3号館 3-307
講演者
吉田知行 (北大名誉教授)
 
概要:有限群の作用する集合の上でのランダムウォーク(RW)の問代はDiaconis に
よって20年ほど前から研究されている.一方,マルコフ連鎖モンテカルロ法
(MCMC法)による分割表のランダムサンプリングは,グレブナー基底の応用として
近年大きな発展を見た.ところが何故かこの両者(RWとMCMC)を関連づけた研究は
ほとんどないようである.このセミナーでは,有限群の指標理論を使って,デー
タベース($I \times J \to N$,ただし $I,J,N$ を固定)上の対称群 $Sym(N)$ の
作用による RW を考える.統計量収束の速さは,有限群の指標によって見積もる
ことができる.神戸大学での吉田の講演記録参照(10年ほど前)を参照.


関連項目

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