数理物理学セミナー 準相対論的Pauli-Fierzモデルの束縛条件について

開催日時
2013年   6月 28日 15時 00分 ~ 2013年   6月 28日 16時 00分
場所
北海道大学 理学部3号館413号室
講演者
佐々木 格 (信州大学)
 
概要
相対論的シュレディンガー作用素と量子電磁場が結合した量子系(準相対論的
Pauli-Fierzモデル)を考える。このモデルのハミルトニアンの基底状態の存在を
証明する際に必要となるのが,束縛エネルギーの評価である。1粒子の場合に,
束縛エネルギーが正であることを示し,N粒子の場合には,粒子がスピンレスで
BoltzmannもしくはBose統計に従う場合には少なくとも1粒子は束縛されることを
示す。またスピンレスの場合に,全運動量で分解したハミルトニアンに対して
基底状態におけるスペクトルギャップが一様に開くための条件を紹介する。

関連項目

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