平成25年度 数学科公開講座(8/4, 8/5 北海道大学オープンキャンパス)

2013年08月05日

数学科では今年の北海道大学オープンキャンパスで,下記の講座を開講いたします。
緑豊かな広いキャンパスの中で行われる大学講義の雰囲気を,この機会に是非味わってみませんか?皆さまのご参加をお待ちしております。

自由参加プログラム(両日とも同一教員・同一内容)

8/4(日)15:00~15:45 理学部5号館大講堂
8/5(月)15:00~15:45 理学部5号館301
吉永正彦先生【扱いやすい実数・扱いにくい実数】

1, 2, 3, 4, ・・・ , 0, -1, -2, ・ , 1.414.., ・・・ , 3.141592.. , ・・・
私たちは小学校で算数を習い始めて以来さまざまな「実数」と出会ってきました。「実数」がないと距離も時間も計れないことから、実数が我々の生活に密接に結びついていることがわかります。一方で個々の実数はただの数なので、特に考えるべきことはないようにも思われます。
本当にそうでしょうか?
数学の発展の陰で、数学者はくりかえし「われわれは本当に実数のことを何でも知ってるのだろうか?実数全体の中でわれわれ人間が知っているものはどれくらいたくさんなのだろうか?われわれにとって扱いやすい実数、扱いにくい実数というのはあるのだろうか?」などの問いに立ち向かってきました。
実は人間がよく知っているのは「実数のごく一部」で、人間にとって扱いやすい実数だけを扱っているのだ、という視点からの実数についての話、最近の試みなどを紹介したいと思います。

高校生限定プログラム ※定員20名 事前申込み制

8/5(月)9:30〜16:00頃
阿部紀行先生【暗号を解読しよう】

推理小説などでおなじみの「暗号」ですが、もちろん空想の中だけのものではありません。戦争時には敵に知られないように通信を行う手段ですし、最近ではインターネット上で重要情報をやりとりする際にコンピュータが暗号を用いています。中でもコンピュータの行う暗号は、数学の理論に基づいています。
このプログラムでは、いろいろな暗号化の仕方を学びつつ、実際に暗号を作ってみたり解読してみたり、また破ってみたりしましょう。