齋藤 睦(教授・代数系)

Q. 先生の研究されていることを教えて下さい。

photo

微分作用素環の代数的な構造の研究です。元々は超幾何微分方程式系というのをやっていたんですが,それに付随してトーリック多様体上の微分作用素間の研究をしています。

Q. その研究をしようと思ったきっかけはいつごろ?

今やっている研究は5,6年前からですね。

Q. では大学院の頃は他の事をやっていたんですか?

いえ,最初も微分作用素環の研究です。今言った5年前というのはトーリック多様体上の微分作用素環の研究です。

Q. 先生の研究分野はお薦めですか?

今ぼくのやっているのは基本的な事がまだ全然わかっていない状態なのでやり時だと思います。

Q. 数学の研究者になろうと思ったきっかけは?影響を受けた人物などいたのですか?

特にいないです。きっかけは基本的にただ数学が好きだったという一言に尽きます。

Q. 大学院に入ろうと思ったのも自然にですか?

そうですね。

Q. 研究者になろうというのも躊躇することなく?

そうですね,大学に入るときから数学者になりたいと思っていました。

Q. 何故数学者に?

数学をやりたいからです。他に答えようがないですね。

Q. 先程から数学が好きということですが具体的には?

何というか切れ味の鋭さというか美しさというか,そういうところに魅せられました。

Q. 大学院でどんなことを勉強できて良かったと思いますか?

大学院生の頃というのは自分が専門にしようとしている事だけでなくて色々な講演などに出席してわからないながらも少しはわかるわけですよね。いっぱい耳学問をしたのは良かったと思ってます。

Q. 大学院進学を考えている学部生にメッセージを。

私たちが学生だった頃もそうだったとは思うのですが,近年どんどん数学のカリキュラムが,学部で教えていた事が大学院にずれていったりとかしますよね。学部で数学科に入ってる人たちはどこで数学をやろうと思ったのか色々だと思いますがその割には学部の間にそれほど満足できるくらいやらないと思うんですよね。僕の感覚でいったら学部で卒業するだけでは,数学科にいても満足するだけ勉強したかなという感じだったので。ですからより数学を勉強したいという思いを満たすためには大学院に行った方がいいのではと思います。

2005年(平成17年) 5月インタビュー実施