二瓶浩輝(2012年度修士2年・数理科学系)

Q. まず出身と、出身高校を教えて下さい。

出身は北海道で、出身高校は北海道室蘭栄高等学校です。

Q. 北大の印象をを教えて下さい。

やはり自由な大学という印象があります。
構内も広いですし一般の方々がピクニックに来ていたりと、すごく自由な印象を受けました。

Q. それでは北大数学科・数学専攻の印象を教えて下さい。

環境が良いというのが北大数学科の印象です。たとえば建物が新しいこともありますし、教員の方々も親切に教えてくれるというのもあります。あとはその良い環境を活かすかどうかは自分次第だと思います。

Q. 数学科進学を選んだ理由を教えて下さい。

やはりずっと数学が好きだったので、大学受験の時も数学しかない、と思って数学科を選びました。

Q. 大学入学前にイメージしていた数学と、実際入学後に触れている数学との違いや感想があったら教えて下さい。

よく言われることではありますけど、計算よりも理論や証明が重要視されるので、最初はそこで戸惑いがあって苦労しました。

Q. 苦労したけど、最終的には乗り越えましたか?

そうですね、まだ完全に乗り越えたとは言えないですが、少しずつ慣れていっている状態です。

Q. 印象に残っている講義があれば教えて下さい。

学部4年生の時の由利先生の力学系の講義が印象に残っています。もちろん力学系という内容に興味も
あったのですが、由利先生のパワフルな講義の仕方にどんどん引き込まれていく感じがとても印象に残っています。

Q. いま大学院に行かれてますが、大学院進学を決めたのはいつ頃ですか?

進学を決めたのは3年生の、就職か進学かを考える10月くらいです。

Q. 北大大学院以外に進学することは考えましたか?

院に関しては学部で3年間慣れ親しんでいるので、そのまま北大が良いのではないかと考えていました。

Q. 大学院に進学して、どういう研究をしていますか?

現在は力学系を専攻しています。

カオス力学系の研究を不安定周期軌道を用いて数値的に行っております。

Q. 研究の進め方や、日々の生活はどんな感じですか?

基本的には論文を読んで勉強して、あとは数値計算がメインなので、基本的にはずっとパソコンに向ってプログラミングをしています。また、週に1回程度、勉強の成果や研究の成果をセミナーで発表しています。

Q. そうするとあまり人と会話する機会は多くないですか?

そうですね(笑)一人でコンピュータに向うことが多いのでどんどんコミュニケーション能力が落ちているというのは実感しまして…(笑)就活では苦労しました。

Q. ちょうど就活の話が出ましたが、いま就職活動はどういう状況ですか?

はい、北海道の情報系の会社に内定をいただきまして、来年4月からSEとして働く予定です。

Q. もし差し支えなければ就職活動についてもう少し具体的に教えて下さい。

修士修了後に就職するということは決めていたので、M1の10月頃から就職セミナー等に参加して色々選考を受けて、最終的に内定をいただけたのがM2の5月頃でした。

Q. コンピュータを使った職種というのが第一希望でしたか?

そうですね、やはりコンピュータ系が第一希望でした。

Q. 北大の大学院には資格試験という制度がありますが、資格試験は受けました
か?博士課程に進学しないとすると、単位取得が主な目的ですか?

資格試験は受けました。やはり単位取得という目的もありますし、自分が学んでいる力学系についてどれくらい知識があるか試してみたいと思って挑戦しました。

Q. 就活の部分でもお聞きしましたが、博士課程進学はまったく考えませんでしたか?

そうですね、博士に行くことは考えませんでした。修士に進学したあとは社会に出て働こうと考えていました。

Q. 最後にお聞きしますが、北大の大学院に進学を考えている学生にアドバイスはありますか?

視野を広げて色々やってみるということが重要ではないかと思います。特に数学であればずっと一つのことに向ってつき進んでいく傾向があり、どうしても視野が狭くなって障害にぶつかった時に他の道が探せなくて困るということがあります。

Q. 特に意識して視野を拡げるためにやっていることはありますか?

例えば色んな講義を受けたり、他の人に何か誘ってもらった際には積極的に参加するなど、与えられる
チャンスを逃さないということは意識しています。

Q. どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

2012年(平成24年) 10月インタビュー実施