白川功太郎(2013年度修士2年・数理科学系)

2014年03月18日

Q. まず、出身校を教えてください。

静岡県立浜松西高校です。

Q.北海道で6年間過ごしてみてどうでしたか?

札幌はとても自然豊かで、非常にバランスの良い街だという印象があります。また、北海道全体でも観光や食事など魅力がたくさんある場所だと思います。そして、非常に空気がきれいだなと感じました。
就職のため札幌を離れるのが残念です。

Q.北大を志望しようと思った理由は?

帝大のどこかに行きたいと漠然と思っていたのですが、高校時代部活にのめり込んでしまい勉強時間があまり確保できなかったので、必然的に北大か九大かという選択になり、受験科目を考慮して北大を受験しました。

Q.数学科を志望しようとした理由は?

高校までは数学が比較的得意だったので、その延長で数学科に来ようと思いました。

Q.指導教員は誰でしたか?

坂井先生です。
学部の頃に坂井先生の講義を受けて、面白そうだなと思いました。また、卒業研究でファイナンスのようなことを勉強することになり、そちらも少し興味があったので坂井先生に指導していただこうと決めました。

Q.修士ではどんなことを研究しましたか?

修士ではファイナンスとは全然関係なく、確率モデル(数理物理)を研究しました。

Q.ちなみに修士論文では何を書きましたか?

タイトルは「繰り込み変換を用いたDomany-Kinzelモデルの生存確率の評価」です。確率モデルの一つであるDomany-Kinzelモデルにおける相転移現象(粒子の生存確率or絶滅確率)を主に研究していました。

Q.結構シミュレーションのようなことはやりましたか?

シミュレーションはほとんど用いずに、理論的に計算をしていました。

Q.苦労した点はありましたか?

しばらく修論のテーマ以外のことを勉強していたので、修論のテーマに取り組のが遅く時間的な問題がありました。あと、課題は明確にあったのですが、なかなか上手な解決方法が見つからず試行錯誤するのが大変でしたが書き上げることができました。

Q.進路は決まっていますか?

保険会社で働く予定です。坂井研で確率を勉強したのでそれを活かして働けるのではないかと感じています。

Q.就職活動についてアドバイスはありますか?

自分の研究をしっかり行うのは当然ですが、数学以外のこともやっておいた方がいいと思います。数学は一人で研究することが多いので、部活やサークル、アルバイトなどを通して数学以外の人とも関わっておいた方が良い気がします。また、北海道で行う就職活動は多くの費用がかかります。私のように東京に就職活動が終わるまで滞在するのも一つの方法ではないかと思います。

Q.北大の数学でよかったところはありますか?

坂井研で勉強できたことや、私の進路に影響を与えるような先輩方に巡り会えたことが良かったと思います。

Q.修士過程に進んでよかったところは?

学部の時ほど講義が多くないので自分のやりたい研究をやれる時間があるということがあります。また、私の場合は学部の時と研究内容を変えたので、もう一度違う内容を研究することができたのは良かったと思います。

Q.数学科に進もうかなと思っている人にアドバイスはありますか?

私は数学を勉強して楽しかったと思います。
数学を勉強するときは多くの時間が一人で、論理的に一つ一つ積み上げていく作業が性に合っていたのかもしれません。なかなか上手くいかずに大変なことも多かったですが、そういうところが今後社会に出てからも役に立つところじゃないのかなと思いますし、数学科でその力を身に付けられたので良かったと思います。

Q. どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

2014年3月インタビュー実施