奥村昂輝(2014年度修士2年・解析系)

2014年10月28日

Q. まず、出身校を教えてください。

茨城県立水戸第一高等学校です。学部は北海道大学です。

Q. 数学科を選んだ理由は何ですか?

昔から数学が好きで得意なほうだったのでその延長として、大学でもっと高度な数学が学んでみたいと思い、数学科を選びました。

Q.高校の時の数学とは何かキャップや驚きのようなものはありましたか?

多少のギャップはありました。
高校数学では、与えられた問題をどう計算して解くか、という部分が大きかったと思います。
それに対して大学では、計算よりも証明の部分であったり、数学の理論がどのように
構築されているかを学ぶ、という所がメインだと思うので、そこでギャップを感じました。

Q.数学で興味のある分野はありますか?

作用素環論に興味を持っていて、これまで研究してきました。
興味を持ったきっかけは、もともと解析学が好きで、3年の後期から関数解析学を学んでいたのですが、関数解析学を活かして研究ができるという点で作用素環論に興味をもちました。

Q.指導教員は誰でしたか?

戸松先生です。

Q.戸松先生のセミナーはどんな感じですか?

基本的にはテキストなどは見ないで、覚えて行かなきゃいけないのですごく大変なんですが、わからないところは丁寧に教えてくださいます。

Q.北大数学科の特色があれば教えてください。

設備が整っていると思います。自習室が綺麗だったりとか、図書室の本や論文の数が豊富なので読みたい資料があったら図書室に行けば大半は手に入るかなと思います。そういった意味では数学を学ぶにはとてもいい環境だと思います。

Q.学生生活はどんな感じでしたか?

3年後期からはセミナーも始まって数学に打ち込む時間が結構長かったんですけど、僕、テレビゲームが好きで(笑)、ゲームをするサークルがあるのでそちらに入って遊んだり、半々くらいの生活でした。
院生になってからは、研究は基本的に院生室でしていたので、夜まで大学で勉強してました。

Q.大学院終了後の進路について教えてください。

電機メーカーに内定をいただいていますので、そちらで働く予定です。

Q.最初から就職しようと決めていましたか?

途中まで博士課程に進学するかどうか迷っていました。ただ、進学することへの不安もありましたし、企業や職種のことを調べているうちに就職にも興味が出てきて、最終的に就職することに決めました。

Q.職種など具体的に決まっていましたか?

初めは決まっていませんでしたが、様々な説明会などに参加する中でシステムエンジニアという職種を中心に就職活動を行うことにしました。

Q.就活の中で数学科の学生ということは何か活かせましたか?

企業に入って、直接今までの研究の、僕だと作用素環論の知識はなかなか活かせないと思うんですよね…でも、数学を学ぶことで培った論理的に物事を考える力とか、粘り強く問題に取り組む力は、どこの企業に入っても必要になるものだと思っています。ですので、そういった数学科の学生だからこそ持っている強みを就活の中でアピールするようにはしました。

Q.最後にまだ進路の決まっていない1年生や後輩達に向けてアドバイスをお願いします。

自分の興味のある分野を探して、それを学ぶのが一番だと思います。
数学に興味があったけど、1年生のときに線形代数とか微分積分で躓いてしまって数学科に進学するかどうか迷っている人でも、数学科に入ってからより丁寧に学び直す機会があるのでそこはあまり気にしなくていいと思ってます。
現時点での出来る出来ないよりも、自分の好きな分野を学んでほしいと思います。

Q. どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

2014年10月インタビュー実施