吉原怜次(2013年度修士2年・代数系)

2014年02月12日

Q. 出身校を教えてください。

札幌北高校で、大学は北大の数学科です。

Q. 進路は決まっていますか?

4月から北海道で教員をやります。
赴任校は3月に決まる予定です。

Q. 指導教員はどなたですか?

森田先生です。

Q. どんなことを研究していますか?

実は代数系を勉強し始めたのが修士に入ってからなので、整数論を幅広くやりました。
修士論文ではHasse-Minkowskiの定理について書きました。

Q. 学部にいたときは違うことをやっていたのですか?

そうですね。
Arnoldの「Mathematical Methods of Classical Mechanics」という本を以前いらっしゃった坂上先生のところでやっていました。3年の講読のときからやっていて、そのまま4年の卒業研究でそれを続けてみようかなと思い、取り組んでいたのですが、その当時は自分は何をやりたいのかが明確には決まっていなくて、学部でやったことの続きをやりたいという強い希望もありませんでした。
修士に入ってから代数をやりたいなと思いはじめて、シフトチェンジをしました。

Q. すごいチェンジですね!大学の時に代数は結構勉強していたんですか?

理数応援プロジェクトというのがあって、そのときに堀田良之の「代数入門」をやっていたのですが、そのときは全然わからなくて…
ですが、三年後期の代数C(体論)の寺尾先生の授業で代数に興味を持ちました。

Q. 変えてみてよかったと思いますか?

そうですね。結果的にはよかったかなと思います。

Q. 修士課程のどんなところがよかったですか?

授業とかで時間を取られないので、時間を使いたいように使えるので良かったと思います。
あと、環境がいいと思います。図書がそろっていて必要なものは全部借りられますし、仲間が多くいるのでわからないところがあったら友達に聞いたりできるので、数学に取り組むという意味ではとてもいい環境だと思います。

Q. よくないところはありますか?

う~ん…僕は特に不満はなかったですね。

Q. 資格試験は受けましたか?

修士から代数をやり始めたので、基礎を早めに固める必要があると思い、最初の試験は力を入れて取り組みました。そのときもいくつか受かり単位となりましたが、結局4回とも少しずつ受けました。

Q. 教員になるということですが、それは昔から教員になろうと思っていたのですか?

大学に入ったときには選択肢のひとつにしか考えてなかったのですが、時間がたつにつれて教員になる気持ちが強くなっていった感じです。

Q. 教職だと授業科目が増えたりして大変なんじゃないですか?

高校の免許を取りたい場合、主に2、3年で学期に3つぐらい増えるくらいで、あとは4年で教育実習を受ければOKなので、そこまで大変ではないと思います。

Q. 教育実習はどうでしたか?

北大の場合、基本的に母校での実習となるのですが、私は北高だったので優秀な生徒が多くて楽しめました。

Q. 教職を目指している人にアドバイスはありますか?

教職課程は単位を取るだけなら簡単だと思うのですが、本当に教員になりたいなら一から自分で勉強し直さなければならないと思います。
教員採用試験を受けるのであれば、仲間をつくって面接練習などをすることが大事だと思います。北大の中でも教員になりたい人は結構いますし、北大生は優秀なので、その人達と集まれば面接などのいい練習ができると思います。

Q. 今後は教育をやっていくということで大変ですが、抱負などはありますか?

やはり北大出身なので普通の教員じゃなくて、より生徒に数学への関心をもってもらえるような教員になれるように頑張っていこうと思います。

Q. どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

2014年1月インタビュー実施