可香谷隆(2013年度修士2年・解析系)

2014年01月27日

Q. まず出身校を教えて下さい。

札幌北陵高校で、大学は北大の数学科です。

Q. どんなことを研究していますか?

簡単に言うと偏微分方程式で、細かく言うと楕円型と放物型をやっています。
微分方程式とは、中学校や高校で未知数をxなどと置いて、方程式を解いたりしますが、その未知数を関数にしたものです。
要するに、未知関数を使った方程式です。
例えば、水などの液体の流れを微分方程式で表すことができます。

Q. 修士課程終了後の進路は?

北大の博士に進学して、利根川先生に引き続き教えていただこうと思っています。

Q. 将来はどういう職に就きたいですか?

できれば数学の専門職、研究職に就きたいですが、最低限何かしらの研究職には就きたいと思っています。

Q. 昔から数学は好きだったのですか?

そうですね。
幼稚園のころに耳があまり良くなく病院に通っていたのですが、そのときに母親が割り算を教えてくれてそれを一生懸命計算しているうちに好きになって、そこから小学校中学校ずっと算数、数学が好きで続けてきました。

Q. では、大学に入る時点で数学を勉強したいと思っていたんですね?

そうですね。
大学に入る時点で、修士、博士まで進みたいなと考えていたので。

Q. 高校生のころは特別何か数学の勉強はしていましたか?

大学の数学って何をするのか具体的に知らなくて、大学に入った当初も知らなかったんです。
そしたら同じクラスの友達に、大学での数学はこういうのがあるよというのを教えてもらって、一緒に理数応援プロジェクトに参加して、そこから本格的に大学の数学に入って行った感じでした。

Q. 理数応援プロジェクトでは東北大学との合宿がありますが、それはどうでしたか?

たしか学部3年生のころに東北に行ったと思うのですが、そのころは確率過程の勉強をしてまして、大変面白い話で参加して良かったなと思います。

Q. キャンパスライフは楽しめましたか?

僕の場合は週に2、3回バスケットボールをしていますので、サークルとかやっていれば楽しいキャンパスライフは送れると思います。

Q. 数学科ってもくもくと取り組む地味なイメージがありますが…

いや、そんなことないですよ(笑)
友達と議論して答えを出すことも多いので、紙に向かってるだけじゃないです。
今年度はなかったですけど、ジンパなどの楽しいイベントもありますし。

Q. 学業以外で取り組んだことは?

さきほど申した、バスケットボールをしたり、一般企業に入れるようにアルバイトで社会勉強をがんばったりしました。

Q. アルバイトって塾の講師とかですか?

そのころは塾の講師だとあまり社会勉強にならないと思ったので、コンビニや家電量販店でデジタルカメラを売って接客をしてました。

Q. 授業に支障がでたりはしなかったですか?

そうですね。成績自体は落ちなかったので、問題なかったと思います。

Q. 北大の数学科でよかったと思うところは?

授業で結構宿題やレポートが出るので練習問題が多いというのがよかったです。
そこでたくさん練習してそのおかげで今もきちんと議論ができるようになったり、力がつきました。
あとは、設備がそろっているところです。
図書室の本の数ですとか、論文いろいろ見れて今の研究にすごい役立っていたり、自習室も多いですしよかったです。

Q. 数学を勉強してみようかなと思っている人に何かアドバイスはありますか?

やはり一緒に勉強してくれる仲間というのは大事だと思います。
僕にとってはさっき申し上げた、同じクラスの友達の存在がとても大きかったですし、他の仲間とも議論して数学の能力が延びたかなと思っているので数学があまり得意でなくても数学を教えてくれる仲間とか、数学が好きな人たちで議論することが大事だと思います。

Q. どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

2014年1月インタビュー実施