後藤良彰(2009年度学部4年)

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Q. 出身高校を教えて下さい。

出身高校は北海道小樽潮陵高校です。

Q. 数学科に入ろうと思った理由と数学に興味を持った理由は何ですか?

もともと、高校生の時から数学が好きでした。何故かというと、ひとつひとつ理論を組み上げていって最終的にひとつのきれいな定理なり公式なりを得られるのが面白いなと思いました。

Q. 北大理学部は2年生後期から進学振り分けがあるのですが、理学部に入学した時点から数学科に行こうと思っていたんですか?

そうですね。高校の時から数学や化学が好きで理学部に入学しました。大学に入ってからも数学の理論的な部分が面白くて、1年生前期が終わったぐらいには、大学で数学をやろうかなと思っていました。

Q. 高校の数学と大学の数学とでは違いを感じたと思いますが、そういう点は気になりませんでしたか?

僕は高校の時から積分などのむずかしい計算がやや苦手で、どちらかと言うと証明問題の方が好きでした。そういう意味では大学だと論理的な部分が多く、面白いなと思いました。

Q. 2年生後期から数学専門になりましたが、その前後で講義の内容やレベルに違いを感じましたか?

学部1年生から2年生前期では高校のつづきという部分がけっこうあると思います。それに比べて数学科に入った瞬間に議論が厳密になりました。いきなりそうなったという点で面食らったんですけど、基礎の部分からもう1回やるので、いきなりレベルが上がったという感じはしなかったですね。

Q. 数学で興味がある分野があったら教えてください。

今は複素多様体を勉強したいと思っています。

Q. 複素多様体論に興味を持ったきっかけは?

3年生のセミナーと卒業研究で代数曲線論をずっとやってきて、一次元の複素多様体について勉強してきて、それが高次元になっていったらどうなるのか気になったのが大きなきっかけです。

Q. セミナーでなぜ代数曲線論をやろうと思ったのでしょうか?

けっこう何となくというか…(笑) 初めて選んだのが3年生後期だったんですけど、その時に漠然と代数がやりたくて、代数と名のついている所に行きたいなと思って代数を選んだという感じです。それで勉強しているうちに、この分野に興味がわいてきました。

Q. 大学院に進学されると思いますが、将来の進路について何か考えていたら教えて下さい。

研究者になりたいというのが一つと、あとはいま教職を取っているので高校の先生というのも考えています。まずはその二つでしょうかね。

Q. 数学に興味はあるけれど,まだ進路の決まっていない1年生に向けてアドバイスがありましたらお願いします。

学部1,2年生の数学でちょっと解らない所があっても、数学科に進学して勉強すればある程度解るようになります。解らなかった所ってある日突然解ったりするような事があるので、今は少し解らない所があっても、数学に興味があるなら数学科で勉強してほしいなと思います。

Q. 今まで、少し解らなかったりしたことはありますか?

解析系の講義で測度論とかが入ってくるとたまに解らない部分がありました。今はまあまあ理解していると思います。解析の専門の方はちょっと理解不足な所がまだあります。

Q. 北大数学科の良い所があったら教えて下さい。

線形代数学と微分積分学という基本的な部分を、2年生後期の講義(基礎数学A,B,C)で
もう一度学べるというのは、基礎がないと先に進んで行くのは大変なので、良いと言えば良いかなと思います。

Q. どうもありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

2009年(平成21年) 10月 インタビュー実施