南 達也(2005年度修士2年・幾何系)

Q. 就職内定が出たということですが,おめでとうございます。

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ありがとうございます。

Q. 就職後の仕事内容はどのようなものですか?

自分の希望が通るとはあまり思っていませんが,自分がやりたい仕事としては銀行の内部の仕事で,特にリスク管理などをやってみたいと思っています。

Q. 就職準備にはどれくらいの時間がかかりますか?

修士1年の夏ぐらいから始めていたのですが実際に動きだした(説明会など)のは年明けの1月ころから始めましたね。そして内定が出たのが3月の下旬頃です。実際に動いた期間は2ヶ月半ほどですね。

Q. 就職に関して,大学院に入ったことのメリットはありましたか?

就職活動中に重く感じた事なのですが,就職の人事の人は学部卒では理系とは見てくれないというのを感じましたね。修士をでて初めて,理系の学生なんだと見ているなと感じました。そこが一番良かった所ですね。

Q. 大学院ではどんな事を勉強しましたか?

自分のやりたい事ですね。今やっているのは結び目理論という分野なのですがそれについて詳しくやっています。

Q. 大学院で勉強した事はどんな風に自分のためになったと思いますか?

内容というよりは深く研究するという事ですね。
深く研究したという事実が自分の糧になっていると感じています。

Q. それでは大学院で2年間勉強して充実感は得られましたか?

そうですね。自分のやりたいことをじっくりできたかなと。まだ2年間が終了したわけではないですが,そう感じています。

Q. 大学院への進学のきっかけは?

正直に言いますと,学部の授業だけでは足りなかったと感じたことが大きいですね。
学部では論文を全く残していなかったので,何か一つ書きたいという気持ちがありまして修士に行く事を決めました。

Q. 元々北大在籍という事ですが,どうして北大の院を選びましたか?

数学の勉強はどこでもできると感じたことと,環境が良かったことですね。自然も豊富で札幌駅からも近いという条件もありましてかなり研究するにはいいところかなと感じたことが大きいですね。

Q. 先生で選んだわけではない?

先生で選んだわけではなく(笑),札幌出身だった事も大きく関係しています。

Q. 分野的に選んだのはどうしてですか?

高校の頃から結び目理論に興味がありまして,大学に入ったらやってみたいなと感じた事が一番大きいです。

Q. 高校の時にどのように結び目理論に出合ったのですか?

結び目理論というのは,紐を結んだ時にできる結び目の形に注目した学問なのですが,高校生の自分にとってもすごくわかりやすい内容だったので,こんなことが数学で研究できるのかと感じた事が大きいですね。

Q. 大学のときはどのような学生でしたか?

勉強は学校というよりは家でかなりやっていましたね。
家から学校まで片道1時間半かかるところに住んでいましたので。

Q. 最後に,進学を考えている人にメッセージは何かありますか?

大学3〜4年の段階で,自分はどんな性格なのかという自己分析を詳しくやってほしいなと思います。何となく修士に行くのはあまり良くないと思うので,自分はどうして修士に進みたいのかをゆっくりとその時期に考えていったらいいと思います。

今日はお時間ありがとうございました。

2005年(平成17年) 5月インタビュー実施