前川泰則(2006年度博士2年・解析系)

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Q. 出身高校と出身大学を教えて下さい。

出身高校は大阪教育大学付属池田高校です。大学は京都大学です。修士から北大
です。

Q. 現在はどんな研究をしているか簡単にお願いします。

流体力学で出てくるナビエ・ストークス方程式の解の存在や性質を,関数解析や調和解析などを使って調べています。

Q. どうして北大の大学院に行こうと思ったのですか?

僕は学部時代は総合人間学部の数学科に在籍していました。そこでの4年生の時のセミナーで,たまたま儀我先生の共立講座から出ている本を勉強して興味を持ち,儀我先生にコンタクトを取っていく中で,北大の数学科で勉強しようと思いました。

Q. 北大に来てみてどうですか?

始めに来て思ったのは,外から色んな研究者の方が来られるし,学会もしょっちゅう開かれていると感じました。それと学部の頃は,僕の周りでは数学を選ぶ人が少なかったので,そういう意味ではこっちに来て,年代の近い人達と数学を活発に議論している環境に身を置けて良かったです。

Q. 流体力学の方程式を研究しようと思ったのはいつぐらいからですか?

先程の,4年生の時に読んだ本がきっかけです。

Q. 将来は研究者を目指していますか?

がんばります。はじめの一歩として学位を取りたいと思っています。

Q. つい先ごろまでアメリカに半年間行っていたそうですね?

行ける事になったきっかけは,儀我先生に向こうの教員の方とコンタクトを取っていただいて,研究する上で良い糧になるだろうという事で行く機会をもらいました。行ってみて思ったのは,アメリカは学生が活発だなと。ニューヨークの学校で,色んな所から若い人が集まってくるんですが,やっぱり授業でもどんどん質問していくし,知識の豊富な学生が多かったです。それと議論に強いなと感じました。とりあえずくらいつく,という姿勢の人が多かったです。あと,僕の周りはヨーロッパや南米出身の学生が多かったのですが,さすがにサッカーがうまかったです。

Q. 北大の大学院に進学を考えている学生に,アドバイスはありますか?

他の大学がどうかは良く判らないんですが,北大では同じ部屋にいろんな分野の人がいるので,どの分野でも学生同士でざっくばらんな議論ができる場所で,良い環境だと思います。先生が相手になるとあまり気軽にという訳にはいかないので。院生室のドアも解放されてていつでも出入りできて,雰囲気が良いです。

道外から来る場合は特に,ある程度何を勉強したいか目的意識を持って来た方が良いと思います。恵まれた環境なので何気なく来るというのはもったいないですし,修士課程や博士課程の時間は学部の頃よりもあっという間に過ぎてしまうので。

2007年(平成19年) 1月 インタビュー実施