PDE Seminar (2017/11/24):実験データに基づく相対速度効果を導入した交通流モデルとその計算機援用分岐解析

Date
2017-11-24 16:30 - 2017-11-24 17:30
Place
Faculty of Science Building #4, Room 501
Speaker/Organizer
Akiyasu Tomoeda (Musashino University)
 
The venue of this seminar is different from the usual.
交通渋滞による経済損失は,年間12兆円に相当するという推計があり,渋滞の解明・解消は社会的に急務な課題となっている.しかし交通渋滞がなぜ起こるかを調べるために,実際に街中や高速道路で渋滞を発生させるわけにもいかない.ここで,絶大な力を発揮するのが「数理モデル」である.車が道路を走るという運動を的確に表現する数理モデルを構築し,その仮想的な環境における様々なシミュレーションや理論解析を通じて,交通渋滞が生じる仕組み,解消する方法を導き出すこととなる.本講演では,過去に提案されてきた交通流数理モデルを概観することから始め,実験データに基づいて相対速度の効果を導入した交通流モデルとその計算機援用分岐解析から得られた知見について紹介する.