Colloquium 超平面配置の代数と幾何

Date
2010-5-21 16:45 - 2010-5-21 17:45
Place
Faculty of Science Building #3 Room 202
Speaker/Organizer
Hiroaki Terao (Hokkaido University)
 
直線上の有限個の点が超平面配置の一例であることからもわかるように,

超平面配置は身近で単純な対象なので,人間が超平面配置という存在を意識
したのは有史以前であろう.また,算数の「植木算」は、超平面配置に関する
Zaslavskyの定理の特別な場合として捉えられる。しかし,超平面配置が
現代数学のひとつの分野として認識され,統一的な研究の対象になったのは,
1980年に発表された P. Orlik と L. Solomon の2論文以後であろう.
そこでは,その後の研究に欠かせない組み合せ論(Orlik-Solomon代数),
(複素補集合の)topology,鏡映群の不変derivationsなどの話題がすでに
現れている.本講演では、具体的な実例を通して、さまざまな数学の出会う場
としての超平面配置の数学の面白さを伝えたい。